|
■髪の毛や頬などをしきりにいじくる時の心理は?
レストランやカフェに座っているとき、髪の毛や頬などをしきりにいじくっている仕草をよく見かけます。
これは、何か満たされないときに起こす行動で、心理学では「自己親密性」と言います。
これは、自分自身や相手などに不満があるとき、物事が思い通りに行かないときに、その満たされない部分が自分への親密性として表れるというものです。
人が感じる不満はいろいろあります。
相手の言うことに少しうんざりしてきたとき。
単純に退屈しているとき。
映画やドラマなどの内容に飽きているとき。
会社でも、自分の仕事に集中しようとしているときに、隣の人が大声で話をしたり、同僚から話しかけられたりすることがあります。
こんな時、普通に席に座って仕事をする人はいません。
両手でこめかみを押さえたり、意味もなく髪の毛を手ですいてみたり、痒くもないのに頭をかいてみたり。
交際相手が会話中にこのような仕草をしたら、自己親密性の表れ。
すかさず話題をかえたり、場所を変えたりすることが相手への気配りになります。
恋愛を成功させるには、このような相手への気遣いは大切。
小さな気遣いは相手の気持ちをグッと掴むような派手な行為ではありませんが、思いやりの積み重ねで交際相手との関係を確かなものにしていくことができます。
|